バリのサンセット

バリ島のマジック・パワー2

タナロット寺院のサンセット
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バリ島では、ランダと呼ばれる魔女が恐れられ、獅子のような姿のバロンが聖獣とされている。ランダは子どもを食いちぎる魔女であると同時に、乳を与える母の姿も合わせ持っている。これは、バリ島の人々の二元論に基づいた考え方と言えよう。 また霊魂の不滅や生命の生死がめぐるという輪廻転生[りんねてんしょう]について詳しく説明すると、バリ人の信仰するヒンドゥー教によると、人間は死後、再び他の肉体に宿るとされています。実際、私の友達の子供が生まれた時、その子には先祖の誰かの名前が付けられました。 誰かというのは、赤ちゃんが生まれたときに、誰の生まれ変わりかがバリ人には分かるというのです。また子供を授かる時期は、その先祖がこの世に来たいと思ったときとも 聞きました。そして人間になった魂は、この輪廻(生まれ変わり)から逃れるためにこの世に修行に来ているといいます。 何故なら、魂は肉体に宿っている間は苦悩し続けるとされています。 それゆえ、魂は境地を求め、努力し、それに達したものだけが永遠に、 肉体と魂が宇宙と一体になり得るのです。 つまり、そこに達していなければ、再び輪廻を繰り返さなければいけないと いうことです。 そして、バリ人の一番重要なお祭り、これは妊娠から出生、出生から死亡まで あらゆる段階において行われます。それらの儀式の目的とは、出生前は魂と肉体との結合を強め、この世に生まれた際はこれを迎え、調和のとれた人生を送ることが出来るようにと願いを込めて、そして死に至った際はあらゆる世俗的拘束から死者を開放し還元する為の手助けをすることです。この時点で、魂は再び神の至高の傍に戻ることが出来るのです。 つまり、お祭りは幸せに生きていくためにも、この世を去った後にも、大きく影響するということになります。バリ人の一生がお祭りを中心として成り立っている理由が理解できましたでしょうか。 バリ島はバリ・ヒンドゥー教のバリ人がいて、その独自の文化、習慣を守り続けているからこそ、今もなお魅力を放ち続けているのだと思います。


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